■ ID | 852 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 山ノ神沼の沈水植物群落の再生過程における水質およびプランクトンの変動 |
■ 著者 | 田中仁志
埼玉県環境科学国際センター 見島伊織 埼玉県環境科学国際センター 池田和弘 埼玉県環境科学国際センター 柿本貴志 埼玉県環境科学国際センター 須藤隆一 埼玉県環境科学国際センター 袋昭太 潟tジタ 久保田洋 潟tジタ 島多義彦 潟tジタ 武田文彦 東北大学大学院 中野和典 福島大学 稲森悠平 福島大学 |
■ 出版元 | (社)日本水環境学会 |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第43回日本水環境学会年会、平成21年3月17日 |
■ 抄録・要旨 | 本研究では、山ノ神沼において植生浮島を用いて沈水植物群落の再生中で2年目の、平成20年度における水質および動植物プランクトンの調査結果を報告した。
調査期間中、出現した植物プランクトンは、対照区および植生浮島を設置した処理区のどちらも、藍藻の細胞密度が最大であったが、処理区は対照区の約1/10であった。さらに、対照区の9割〜5割以上が藍藻であったのに対して、処理区では、藍藻は8〜5割となり、残りの約2割は緑藻が占めていた。このことを反映し、夏期には山ノ神沼(系外)および対照区にアオコが発生したが、処理区ではアオコは確認できなかった。山ノ神沼における沈水植物の再生過程において、植生浮島により藍藻の細胞密度が減少し、他の藻類(緑藻)が増加するなど、現存量への影響が示唆された。 |
■ キーワード | 山ノ神沼、沈水植物、水質、プランクトン |
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